特定非営利活動法人 ブックスタート

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2007年度 『 ブックスタート研修会 』

2007年8月〜9月に、山梨県・神奈川県・愛知県・沖縄県で『ブックスタート研修会』を開催しました。開催した県や近隣の県から、延べ378人が集いました。


2006年度 『 ブックスタート研修会 』

2006年夏から秋にかけて、全国5ヶ所で『ブックスタート研修会』を開催しました。ブックスタートの“きほん”となる情報を紹介する「ブックスタートを知ろう!」と、実施地域のワーキンググループ担当者を参加対象とする「ブックスタートの充実と継続にむけて」の2つのプログラムには、開催道県の内外から延べ382名が集いました。 写真

【午前プログラム】ブックスタートを知ろう! 〜 ブックスタートの「きほん」紹介 〜

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ボランティアの皆さんも多数参加。
バス一台を貸し切り、関係者ほぼ全員
で参加した地域も

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展示コーナーでは、各地で作成された
資料を手に取りながら、情報交換や
質疑応答が行われました

英国でのブックスタート発案のきっかけ、実施する際の大切なポイント、地域の実践事例や、赤ちゃんの絵本の楽しみ方について、写真やビデオもまじえて紹介。初めてブックスタートについて話を聞く実施検討中の地域からの参加者とともに、すでに実施している地域からも多数の関係者が集まりました。

新潟では、地元長岡市が活動を報告。多くの市民がボランティアとして参加していることや合併を経て広がった連携体制について、また男女共同参画の視点からもブックスタートをとらえていること等が紹介されました。

【参加者から寄せられた感想 】

●これから実施する予定だが何から手をつければいいかわからなかったので、とても参考になった。

●実際に活動に関わっているが、初心にかえることができてよかった。

●目からウロコ。これまでの活動はブックスタートって呼んで良いのかと思ったくらい。担当者は異動するので、こういう基本的な話を改めて聞くことは、意味があると思います。

●他の地域の様子や関わる人の笑顔の写真を見て、仲間ができたようでうれしかった。

【午後プログラム】ブックスタートの充実と継続にむけて 〜 ワーキンググループ担当者研修会 〜

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少人数のグループに分かれて
ディスカッション

まずNPOブックスタートから、“連携のための工夫”や“ワーキンググループの運営”についてプレゼンテーション。その後グループに分かれて、各地域の活動を紹介し合い、それぞれが設定した「話し合いたいテーマ(ブックスタートを実施する中で出てきた課題や悩み)」についてディスカッションしました。

図書館、保健センター、子育て支援課など多分野の担当者が一堂に会したため、各地の実践から得られた経験とともに、それぞれの専門分野からの意見も共有しながら、ブックスタートの充実と継続へむけて語り合う機会となりました。

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「話し合いたいテーマ」について、メンバーどうしが
自分の地域での経験や意見を伝えます

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グループで話し合った内容は、参加者全員で共有します

【午後プログラムで話し合われた内容より】

Q 実施現場で工夫していることは?

◆保護者に伝える内容が人によって違わないよう、毎回打ち合わせや反省会、定期的に研修会を開催。最低限伝えることはマニュアルに明記。

◆保護者が「本を読まなければ」とプレッシャーを感じないように、「チラシを見ながら『りんごが安いよ〜』というように、赤ちゃんにたくさんことばをかけてあげてくださいね」と伝えている。

◆パックに入れる子育て支援マップは、行政サービスだけでなく、子連れで行けるお店や美容室など、町中の子育てに役立つ情報をひとつにまとめた。

◆図書館を利用したことのない人にも館内の様子がわかるように、写真を見せながら施設を案内している。

Q 地域内でブックスタートの理解者を増やすには?

対象者:事前にブックスタートについて知ってもらうことも大切。対象者が出かける場所(スーパー、産婦人科、小児科など)でのポスター掲示や目にする媒体(母子手帳交付時や出生届時の配布資料、ミニコミ誌など)を活用する。

住民:広報誌に対象者の声や写真を載せて“事業が動いていること”を知らせる。

自治体職員:一番身近にいる職員の中に理解者を増やす。企画課の協力が得られると、全職員に声をかけて研修もできるし、財政や広報にも働きかけやすい。

Q ボランティアの協力を得るには?

【募集】

◆“読みきかせ”に限定せず、赤ちゃんが好きな人や子育てサークルなどに広げた方が集まりやすい。小学生くらいの子どもを持つ保護者の中には、久しぶりに赤ちゃんと接したいと思う人もいる。

◆ブックスタートの会場には、本に関する質問に答えることができる図書館員がいれば良いので、ボランティア全員が本に詳しくなる必要はないと考えている。

◆ボランティア登録してもらう前には、説明会だけではなく、実際に現場を見てもらっている。

【関わり方】

◆最初に全員で目的を共有し、定期的に研修会や交流会を開催して目的を再認識することが大切。

◆保護者の声やアンケート結果などの情報は、できるだけフィードバックする。

◆ボランティアの意見をすべて受け入れることは難しいかもしれないが、話を聞く機会を作る必要があるのでは。

◆ボランティアの中には、最初は本に対する関心が高かったとしても、ブックスタートで実際に赤ちゃんと接することを通じて、子育て環境づくりに参加しているという気持ちが芽生えた人も多いのではないか。行政側には、地域の住民との協働を通して事業を円滑に運営するというだけではなく、地域の人たちの意識を変えていくという役割もあると思う。

Q 他機関との連携を円滑にするには?

◆ちょっとしたことでも声をかける。電話やメールだけではなく、30分かけてでも足を運ぶ。相手を知り、自分たちのことも知ってもらうことが大切。

◆実際に会場に来てもらい、赤ちゃんや保護者の笑顔、地域住民が関わっている様子を見てもらうことで理解を得やすくなる。

◆「子どもに対する支援をどうするのか」という大きな視点で一緒に考えていくことが大切。

◆ブックスタートの実施が各機関にとってもメリットがあることや専門性を活かせる事業であることを伝える。

Q 事業の効果について説明を求められたが、どのように評価をまとめればよい?

◆対象者へのアンケートだけでなく、ボランティアの声や、図書館、保健センター、子育て支援課など各分野の事業で見られた変化などをまとめてはどうか。

◆保護者の声(アンケートの自由記述や現場でのヒアリング)をまとめたり、報告書に写真を載せたりすることも意味があるのでは。

◆ブックスタートは即効性のない事業だから、長い目で見ることも必要。

【 参加者から寄せられた感想 】

●他の地域の話が聞けただけでなく、知り合いになれたことがよかった。

●普段事務的に業務をこなしている感があったが、改めて活動を振り返り、色々と発見できた。

●図書館だけでなく、保健や子育て支援など、他の分野の人から話が聞けて参考になった。

●他の自治体も試行錯誤をしながら頑張っているんだなあと思いました。

2005年度からスタートした研修会ですが、より多くの地域の方々に参加していただけるよう、2007年度以降も各地で開催していく予定です。

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