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第1回ブックスタート全国大会

2002年2月7日、東京都千代田区公会堂で第1回ブックスタート全国大会が開催され、地域の活動に関わる関係者など、活動に関心を持つ456人が参加しました。

※大会の内容をまとめた報告書(1200円)を発行しています

主催:特定非営利活動法人ブックスタート支援センター
(現・特定非営利活動法人 ブックスタート)

後援:国立国会図書館国際子ども図書館、
子どもの読書推進会議、
(社)全国保健センター連合会、
(社)日本小児科医会、
日本外来小児科学会、(社)日本小児保健協会、
(社)日本図書館協会、NHK

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東京都千代田区公会堂

第1部 シンポジウム「赤ちゃんにとっての絵本」

パネリスト

岡崎 義子(梶原ピッコロ保育園元園長)
正高 信男(京都大学霊長類研究所助教授)

コーディネーター

松居 直(特定非営利活動法人 ブックスタート理事長)

第1部のシンポジウムでは、コーディネーターの松居氏が、「赤ちゃんと絵本を開くことは“言葉をどう伝えるか”ということ。そこでは言葉の本質である “語ること・聴くこと”を大切にしたい。こちらが語りかけると、赤ちゃんはじっと耳を傾けて反応してくれる。絵本の時間は、喜びをもって語られた言葉を聴くという豊かな体験を作り出すことができる。つまり子どもと保護者が、喜びを共にすることである。」と話しました。

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コーディネーターの松居氏

パネリストの正高氏からは、人間の子どもの言葉の習得という側面から「子どもは語りかけられた言葉を蓄積して初めて自発的に話すのであって、その記憶がなければ話し出すことはない。そして大切なのはその語りかけを繰り返すことと、子どもの行為に一つ一つ反応してやること。絵本は親子のコミュニケーションを円滑にし、そうした時間を楽しむための道具だ。」と話し、具体的な調査結果を交えての説明がありました。

さらに岡崎氏は赤ちゃんが絵本の時間を受け入れ楽しむための素地として「実際の体験を通して絵本に出会うことの大切さ」を挙げ、「散歩を通して草花、乗り物などを知り、心に色々なものを取り込んで絵本に帰ると、こちらがたどたどしく絵本を読んでも、子どもはとてもよく反応している。」と自らの子育てや保育士としての経験から感じてきたことが語られました。また「お母さんが絵本を楽しむには、育児にゆとりが必要。それを支える父親や、図書館や児童館といった地域づくりの側面からの支えが必要である。」と強調しました。

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パネリストの岡崎氏と正高氏

第2部 調査報告

報告者

秋田 喜代美(東京大学大学院教育学研究科 助教授)

第2部では、2000年11月と翌年5月に試験実施を行った杉並区で行われたアンケート調査の結果が報告され、保護者の多くが事業内容に満足度が高く好意的であること、またブックスタートによって、保護者自身の絵本に対する興味関心が高まっていることなどが報告されました。

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調査報告

第3部 事例報告会

報告者

鈴木 治(愛知県幡豆町教育委員会生涯学習課 幡豆町立図書館)
白籏 佳三(岡山県西粟倉村教育委員会 図書室担当)
内藤 和代(北海道恵庭市役所教育委員会生涯学習部 図書館)

第3部の事例報告会では、先駆的にブックスタートを開始した、地域特性の異なる3つの市町村がビデオやスライドを使って活動を紹介し、共通しているメリットとしては、健診の場が明るい雰囲気になり、保護者同士の会話が弾むようになったことが挙げられました。そして、今後も地域の子育て支援、地域づくりの活動として発展させていきたいと抱負が語られました。

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事例報告

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